国会でも十分な議論なく私たち国民の命や権利に関することが国民の知らない間にどんどん決められているようだが、地方議会も何かおかしい。
海外視察を「海外旅行」と発言した県議に対して、議事録の中の文言や裁判所の判決文の引用の削除があった。
また、ある市議は委員会で職員に対するパワハラ言動が疑惑にあがり、市長に注意された。ことの真相を確かめるために、市民団体が第３者らを含める審査を求めるも却下。結局、真相は謎に包まれたまま。。
そして今回は高松市議会で少数会派や無所属の議員の発言時間を議会の長時間化を防ぐと言う理由で「これまで一律50分だった代表質問の発言時間の目安を、会派の人数に応じて30分から60分にするほか、質疑や討論の時間を15分に制限」するそうだ。
こちらがそのニュース
とことん議論を尽くし、共通点を見出す作業が「和」なのだと思うが、１５分はあまりにも短くないだろうか。
有権者は選挙になると、候補者の経歴や政策を参考にして一票を投じると思うが、候補者が当選後、委員会や議会でどのような発言をし、質疑をしているかはチェックしているだろうか。
また、会派や議員別議案等審議結果一覧もあるので、ぜひ覗いてみてほしい。自分が推した候補者が議員となり、自分の期待通りの意思表示を議会で果たしているかどうかもきちんと見届けてほしい。そしてそれは、次の選挙に向けての大きな判断材料となるだろう。
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