あっという間に今年も半分が過ぎ去りました。
この2年間ほど読みたい本がずっと「積読状態」でしたが、
これは意識して読む時間を作らないとダメだと思い、
最近は1日の大体決まった時間帯に30分〜1時間程度読書の時間をとっています。
読み始めると(これは自分の作品を作り始めてもそうなんですが)、
そちらの世界に没頭してしまうのでこちらから完全に隔離された
別世界にいるような感覚になります。そして時間が経つのを忘れます。
「XXさんは、すごい集中力やな」とは必ずしも褒め言葉ではなかったかも
しれませんが、会社員だった頃、上司に言われたことがあります。
その方はもうこの世にはいらっしゃいませんが、私がまだ入社して1年も
経たない頃だったと思いますが、海外出張先の社員寮のリビングで世間話をしていた時、
「XXさんには華のある女性になってほしい。そこにいるだけでその場が
パッと華やぐような女性になってほしい」とおっしゃっていたことを
今もずっと覚えています。
退職してもう20年以上経つというのに。。
不思議ですねぇ。。
彼は今でも年に一度くらい夢に出てきます。
前回夢で会ったときは会話の内容は覚えていませんが、何やら二人で
語って笑ってました。
なぜこんなことを今日、思い出したのかわかりませんが、
人はこの世を去ると肉体は残りませんが、その人との思い出や
分かち合った感情や思想は時を超えて残っていくんだなぁと思います。
これはお金では買えません。
そしてさらにいうなら、死んでもお金は一緒にあの世に持って行けません。
どんなにお気に入りの車や衣類もです。女性ならアクセサリーも。
結局、生まれた時と同じで身ひとつになった時に、何が残るか、なんですよね。。
逆に言えば、人はいつか必ず死ぬわけですが、あなたが亡くなる時、
何を残すか、なんですよね。。
お金で買えないもの、目に見えないものが大事。
古来より日本人はそういうことをわかっていたと思います。